Crazy For dos and don'ts

音を楽しむことを。日々の無常を。心の遊びを。

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清水翔太デビューシングル。
2008年2月。

先日渋谷のオーチャードホールで、
清水翔太はピアノの山下洋輔氏と共演した。

自分はチケット持っていたが、用事が出来て行けず、
生翔太を、山下洋輔のピアノと一緒に聞けるという
めったにない機会を逃してしまった。すごく残念。

スキャットなんかもやっちゃったんだろうか?

山下洋輔氏のアクセントで出す不協和音の中で
どう歌ったんだろうか。

行きたかったなぁ。

今シングル
「Diggin’ on U」が配信限定で出ている。
今までにないRap的に清水翔太が
歌っている。

スペースシャワーTVで少し見たが、
かっこよかった。

これからが楽しみ。


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タイトルはなんか熱闘甲子園みたいで
(注コメント欄で補足
クラシックとは縁がなさそうな感じだが、
パッションないしはPassionとすると
キリストの受難という意味になるので
あえて「情熱」。

北京オリンピックの開会式での
ランランさんのパフォーマンスが
記憶にあたらしいが、
自分は中国のピアニストというと
Yundi Li(ユンディ・リ)である。

とはいっても、聞きはじめたのは
6月から。その頃、テレビで
このCDのライブについての
ドキュメンタリーがやっていて
それを見てすごいピアニストと思ったのがきっかけ。

Yundi Liは1982年中国重慶生まれ。
2000年にショパン国際ピアノ・コンクールで
15年ぶりに優勝。ブーニン以来。

このCDは、彼のベルリン・フィルデビュー。
指揮は小澤征爾。

小澤征爾がドキュメンタリーで
「自分が今の地位にあるのは、
カラヤンが援助してくれて
(ベルリン・フィルに)紹介してくれたからだ。
自分も同じことを君に(Yundiに)したいと思う」
と言っている。

このCDは2007年5月に
ベルリン・フィル定期演奏会を機に
おこなわれたらしい。

ライブ収録曲は
プロコフィエフ ピアノ協奏曲第二番。

この曲は、
「技術的な部分でお話しすると、
すべてのピアノのレパートリーに
おいて最も難しい作品のひとつ」
(小澤征爾)らしい。

このCDを聞いて、
聞く環境によって音楽って
こんなに聞こえ方が違うのかって痛感した。

以下は10年ほど前に買った
約10万円の日本製ステレオで
スピーカーを使って主に聞いた感じ。

最初聞いた感じは、
恐ろしく速くて、
的確なタッチ、
うなる鍵盤、地響きをたてる
ベルリンフィルの咆哮、
満場の拍手。
(ちょっと劇画的すぎるか)
(注補足 すみません 最初の数回
はヘッドフォンで聞きました。
これがよかった。)


本人が“Life is full of emotions.”
とドキュメンタリーで言っていたように(たしか?)、
このCDも情感にあふれ、たぐいまれな技術と
情熱に満ちた演奏である。

YundiのCDは3枚ほどしか聞いていない。
“Portrait”と
ショパンのCD(同じくショパン・コンクールで優勝している
アルゲリッチも入っている)、
それにこれである。

他の2枚はソロ・ピアノで、
ショパン中心の作品だったので、
自分が最初に持ったYundiのピアノのイメージである。

このソロピアノでは、
Yundiは軽やかに歌い上げている。
クラシックは本当に聞きかじりで
あまり聞いていない。
しかし、なんとなくホロビッツやアルゲリッチと
比べて聞いて思ったのは、
Yundiのピアノは
リズムの取り方がおもしろい。
リズムが断絶するのではなく、
いろいろ変化していく
途中の断面がなめらかで、
変化しているのにあまり違和感がない。
そのなめらかなリズムにそって
感情をこめて時には激しく、
時には優しく歌う。そんなピアノ。
(このCDに入っているラベルは
どちらかというとこちらの面のYundiだと思う。)


でも、このベルリン・フィルとの初協奏曲は、
まったく違う。
すごく音が心と身体にビリビリと
迫ってくるそんな演奏である。
恐ろしく野蛮なタッチで跳躍したかと
思うと、繊細な鍵盤を聞かせる。
第一楽章も第四楽章も好きなんだけど、
音が乱れ飛ぶ第三楽章がけっこう好き。

パッションの閃きが、このライブで
溢れている。

多分ドキュメンタリーで見てすごいと
思ったところは、
「息も継がせぬ速さで進むトッカータ風の楽章」
(CDの石田一志氏の解説)の第二楽章。

ピアノの鍵盤すれすれの上を頭が移動し、
エネルギッシュに弾くYundiの姿を見て、
自分の好きな山下洋輔氏のピアノを
超えている思ったからだ。

ジャズなんだけどね、
ピアニストで一番好きな人。
それを超えたと思える人の
映像を初めて見た。
それがYundiだった。

ベルリン・フィルの音はすさまじく、
弦楽器、管楽器、打楽器すべてが
すごくVividな音を奏でる。

指揮者は、初めての合わせのときに
「一度通しているその間に、
ほとんどの演奏ができ上がってしまうぐらいの
情報量を、指揮動作のみによって示せる」次元
山下洋輔氏対談集
音楽秘講座
の茂木大輔氏のところのシャルルデュトワのレベル)
だろうから、
注 コメント欄で補足 次元が違ってた
小澤征爾の指揮はすごいんだろうな。
自分が感心したのは、オーケストラと
ピアノの入り方。自分(私)が好きなタイミングで
ピアノがオーケストレーションに入り、
オーケストラがピアノの独奏に入る。
なんとなく、なんとなく。

プロコフィエフを聞くのは
これが初めてなんだけど、
このピアノ協奏曲第二番は、
「若い演奏者に特にふさわしい作品」
(Yundi Li)だと思う。(注 コメント欄で補足
アーティストはその年齢に
相応しい作品があると思う。

若い時には、若い時にしかできない作品
があるはずと思う。

このプロコフィエフ
ピアノ協奏曲第二番もそんな曲だと思う。

このCDを聞いて
かえすがえすも
その時、ベルリンのその場所で
聞きたかったなぁと思う。

CDの録音状態はすごくいいんだろうなぁ。
情報量が多すぎて普通のステレオでは
うまく再生できないのだろう。
かといって再生機や部屋にそんなに
お金をかけるわけにはいかないし。

音楽はライブが一番だと思う。

そんな風に
心の底から思えるCD。


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毎日がオリンピックで
過ぎていく、
そんな感じの日々ですね。
何が良かったかって、
今日の400Mメドレーリレーかな。
これで銅メダルってすごくね。

オリンピックなんだけど、
この時期に書くのがいいと思ってこれです。
河瀬直美2007年監督作品
「殯の森」。
カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作。

最近奈良に、しばらくぶりに
訪れてみた。
しばらくとは、
だいたい四半世紀(25年)
ぶりである。
修学旅行以来行ってなかった。
光陰矢のごとし(苦笑)。

奈良滞在中買って読んだ
Quick Japan Vol77に、
板尾創路&ピエール瀧の
Tour de Daibutsu
「あおによし奈良の都をめぐる旅」
という特集があった。

板尾「ピラミッドもそうやけど、
(奈良の大仏のような)巨大なもの
って原始的な匂いがあるよな。
京都はなんかファッショナブルやし、
都会的な垢抜けた感じがあるし……」

奈良に久しぶり行って感じたことは、
奈良という場所は、
剝き出しにすごいものが近くにあって、
ちょっと「原始的な」においがするところ、
って感じ。

JR奈良駅、近鉄奈良駅近辺周辺を
中心に動き回った感想。
かなり遅くまでやっているバー
見つけたけどね。

またJRにのった時に、
電車の窓から
池と小高い丘が何カ所も
見えたのが印象的。

奈良で、小高い丘があって緑で覆われていたら、
だいたい古代の古墳だそうである。
地元の人が言っていた。

この映画もその奈良のにおいがする。

あらすじは、
奈良県東部の山間の地。
旧家を改装したグループホームに
暮らすしげき(うだしげき)は、
亡くなった妻の思い出とともに
静かな日々を過ごしている。
ここに新任介護福祉士としてやってきた
真千子(尾野真千子)もまた、
不慮の事故で子どもを亡くした喪失感
を抱えて生きていた。―中略―
ある日、二人はしげきの妻が眠る森に、
墓参りへと出かけていく。
原初のエネルギーあふれる盛夏の森で
彼らを待ち受けていたものは…。

自分は春日の森を見れば良かったが、
そこまでのバスがなく断念した。
ただ奈良の原生林はすぐ近くにあったから、
なんとなくそれを感じられた。

この映画、
緑にあふれ生命力にみなぎるオープニングで、
自分は、奈良の濃い緑の前に
置いていかれる。
海の碧さを思い浮かべられるような
緑っていうかな。

真千子が帰宅しているシーン以外、
この冒頭のシーンがずっと頭の中にある
ような感じ。

後半、「生き残った(生き残ってしまった?)」
二人は、奈良の奥深い山に入る。

この山のシーンでは、
二人の「想い」が滲み出てくるのか、
森の荘厳さからなのか、
映像に畏怖してしまうと同時に
見入ってしまう。

この映画にも他の河瀬監督作品同様
またはそれ以上の何かがある
ような気がする。

山のシーンが大半を占める
この映画には河瀬直美監督の
言葉がよく沿う。

「私たちの人生には
たくさんの困難があります

けれども
目に見えないもの―
誰かの想いとか
光とか、風とか
亡くなった人の面影とか

そういうものに
心の支えを見つけたときに
たったひとりでも
立っていられる―

私たちは
そんな生き物なのだと
思います。

そんな想いを
込めてつくった映画を
評価してくれてありがとう

この世界はすばらしいと思います。」
(第60回カンヌ国際映画祭授賞式スピーチ)

濃い森に這い入り、
山を一歩一歩踏んで
登っていく行為そのものに
殯(もがり)がある。

八月のこの時期なんだけど、
目に見えないものに
支えられて生きているのを
あまり実感できなくなっているのはないか?

自分も実感として、
昔ほど8月のこの時期を
感ぜられなくなっているのに驚く。

家族で死んでしまった人が、
ここ10年間いないことからすれば
いいことかもしれないが。

それにしても、
自分自身や何かとたたかうのに忙しくて、
いなくなってしまった人たちに
対する想いがどんどん薄れてくる。

そんな時、この映画を見て
特典映像を見て
ハッとさせられるものがあった。

また奈良に
行ってみたくなった。

いい映画。

次回作の
「七夜待」
も楽しみ。


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サザン30周年記念CD。
「I AM YOUR SINGER」。

自分の大学時代はサザンで
いっぱいだった。

初めて女の人と二人で
ライブに行ったときもサザンがらみ
だったような。

初デートのライブは
Hall&Oatesの東京ドームでのライブ。
ドキドキして迎えた当日、
「今日は特別なゲストが飛び入りで
参加するらしい」ってことを
女の子が言っていたのを覚えている。

ライブも中盤、
Tシャツにジーンズの桑田佳祐が現れた。
すごい盛り上がり。

その時、コカコーラの宣伝で
サザンとHall&Oatesがタイアップしていて(?)、
そのおかげで自分は東京ドームで
それを見れたんだ。

桑田佳祐はかっこいい。
でも欧米的なかっこよさとは
ちょっと違う。

その時のステージでのDaryl Hallとの
対比がおもしろかった。

金髪長身ハンサムガイDaryl Hallと
黒髪中背日本人桑田さんの対比。
でもHall&Oatesファンも桑田さん大好きなんだ。
日本人体形の中ではずば抜けて
カッコいい桑田さん。

それに桑田佳佑がもし
福山雅治のようだったら
今のような人気はないだろう。

やっぱり日本人体形の桑田さんだから、
これだけの人気が出たような
気がする。

美空ひばりの体形が、
ボンキュポッンの体形で
あったなら人気はあそこまで
出なかっただろうと
「映画の友人」(中野翠著)
書いてあったのを覚えている。

だから「ダンディ?」のメンズエステの
CMもやっぱりありなんだろう。

そりゃ勿論、実力あっての
カッコ。

たしかに、
J-Pop自体を否定する人が多いのは事実。
日本の風土で生まれたポップスの
良さがわからない人がいるのも事実。
そういう人はCSN&YのOHIO
Best Songに選んだりする。
(これいい曲です)

J-POP自体を否定する人って
サザンも否定するんだろうな。

しかし、J-POPってサザンのレベルでは、
かなり大変な作業で作られている
ものだと思う。(たしかにヤッツケは
あるような気がするが、、、、)

なんていうかな、人口が密集して、
隣どうしがせめぎ合うなかで、
生まれたポップス。

Class分けもそれほどなく、
Flatと考えられるような
社会状況の中で生まれてきた音楽。
(すくなくとも最近までは)

それがJ-POPのような気がする。

その中で、30年間も一線で
活躍してきたんだからね。

すごいと思う。

もちろん、
楽曲の演奏自体もイケてる
のがサザン。

桑田佳祐と原由子夫妻が
前に出てきてしまうけど、

松田弘のDrumsと
関口和之のBass。
このリズムセクションかなりイケてる。
「勝手にシンドバット」は
おちゃらけソングだと子供の頃思ってたけど、
今聞き返してみると、かなりタイトな演奏。

パーカスの野沢秀行と一緒に
グルーブを生みだしている。

この30周年記念シングル。
いかにも曲の構成が日本的。

Aメロ(歌いだしの部分)に
Bメロ(サビへと展開する部分)、
最後にCメロ(サビ)。

「夏がまた来るまでは
互い涙見せずに
いつまでも変わらぬ想い」

一般的洋楽のようにAメロ、または
AメロにBメロで終わらない。

ここでの桑田佳祐のボーカルは
ちょっとマシーンを使って
声の音色を変えている。

湿っぽすぎる歌詞に
ちょっとドライさを出すためか。

That’s J-POP.

ハッピを着て、「夏がまたくるまで」
待とうっと。
でも、夏はまだこれからなんだよね。

来週からサザンの日産スタジアムでの
4日間ライブが始まる。
気がついたら一般受付終了だった。
「シェー!!!」
(8月8日の単独ミュージックステーション
おもしろかったからいいか。)


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Sparks Go Go最新作。
「Somos Japones」

初めてスパゴーを聞いたのは、
恥ずかしながら、民カバ
「ルート2」のカバーから。

「ルート2」は奥田民生の
ファーストソロアルバム「29」の2曲目。
Steve JordanがDrums、
Charly DraytonがBass。
めちゃくちゃタイトで乾いた
リズムセクションをバックに、
民生のボーカルがはじけている曲。

民カバの同曲で、Sparks Go Goは
ルースなリズムだが、
原曲をまねるのではなく
独自のリズムで、
ロックしていた。
「おもしろい」と思った。

日本のロックバンドって感じ。
ちょっとWetな
ワイルド感。

「日本人だ」と名乗っている
このアルバムでも
そのWetなワイルド感は健在。

Vo Bassの八熊慎一
Drumsのたちばな哲也
Guitarの橘あつや
のスリーピースバンド。
ソウルフラワーユニオンから
参加のキーボード奥野真哉の
濡れた音もいい。

スパゴーのこのアルバム
のもう一つの
特徴はその歌詞かな。
スパゴーはこのアルバムと
奥田民生と共演した
「The Band Has No NameⅡ」しか
持ってないが、
このアルバムは歌詞が特に
心に沁みる。

「醒めないこころをうたって
萎えない明日をうたって
消えない夢中をうたって
飾らない言葉をうたって」
(Tr2「うたうたいのテーマ」)

俺も年が近いから、なんとなく
わかるんだ。
飲んだくれて、明日の何かを目指す。
ここらへんの歌詞は若い頃の自分では、
わからなかっただろうな。

飲んだくれといっても、
なんで飲むか?というと、
明日のために飲むんだと思う。

明日にまた賭けるために。
今日飲む。
「今日もよくやったな」と
自分への褒美を今日やって
明日につなげる。

そんなオトコを歌っているんだと思う。

最近、なんか若者が酒を飲まなくなった
ってどこかのニュースでいっていた。

自分の大学時代って、
準体育会系のサークルだったから、
飲みがきつかった。

一種の命令系統ないしは
階級秩序の維持のために、
飲み会は存在した。
飲んでは吐き、飲んでは吐き
ながら(酒屋さんごめんなさい)、
自分で吐く技術?を覚えて
強くなっていった。
(←Crazy?Yes, I was)

だから、
お酒が本当に好きになったのは
30歳すぎてから。
今でも週4~5日は飲んでいる。
週2日は完全休肝日。

飲んでるんだけど、
かなりの健康体。

そう、飲みすぎなければ
お酒は楽しい。
若い人も飲みませう。

私のような酒好きには、
このアルバムすごく沁みます。

飲んでいくうちに
浮かんでくる
明日への希望を
演っている。

そんな歌をスパゴーは
歌っている。

飲みの現場には、
人間がいっぱい出てくる。

そんな飲みの現場の歌を、
ビートにのっかって
ロックして歌う。

日本のロックの
中堅としてしっかり
自己主張している。


そんないいアルバム。

「Somos Japones」(俺は日本人だ)
に対して、
「Usted Oscila!」とこたえたい。

“You Rock!”


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