Crazy For dos and don'ts

音を楽しむことを。日々の無常を。心の遊びを。

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“Waltz For Debby”
Bill Evans Trio。
先日のエントリーで、
このTrioはとりあげた。

このCD、自分が初めて買った
JazzのCDなんす。
大学の友達にすすめられて買いやした。

それ以来、何百回と聞きまくって
いるCDである。
いつ聞いても、色褪せない魅力。
何度聞いても、新しい発見があるというのは
言いすぎか?

最近発売された
「知識ゼロからのジャズ入門」
(林家正蔵著)で一番最初に
取り上げられるプレーヤーが
Bill Evansである。

同著によると
「エヴァンスのピアノは、初心者からマニア
までをも虜にする深い魅力を放つ。
(このアルバムは)いずれの演奏も美しい旋律と
ハーモニーで彩られた名盤。はじめは、旋律や雰囲気
に酔うだけでも構わない。しかし、次第にベースと
ピアノの絡みが演奏に奥行きの深さを与えていることに
気づくはず」。

ほんとに、その通りだと思う。
自分はこのCDは、必ず車の中に置いて
おいた。

このCDは、ギムレットや
モルトウィスキーが似合いそうな
雰囲気である。

でも大学当時は、勉強の合間に
六本木にあった屋台のラーメン屋
に深夜友達(スキ―仲間)
と食べにいくときに
これをかけていた。

そのラーメンがホントにおいしかったんす。
今ではまったく跡形もないが、
今の六本木ヒルズのあたりに、マハラジャが
確かあったんだけど、その向かいに
あったんだ。

行きと帰りに、なんとはなしに音楽や映画の
話しをしながら、車で(安い日本車で)
ラーメンを食いに六本木に行く。
そんな学生時代だった。

バブルの頃だったが
華々しさとは無縁で
映画・音楽ばかり見て聞いて
その仲間とラーメンを
食べにいくときに、
その間の成果?(何を見たか?
どう思ったか?なんかね)
を話していた。

同著によれば「入門者は曲の良し悪し、
つまりテーマのメロディの好き嫌いで
ジャズを語る傾向がある」
しかし「ジャズの本当の魅力は、
生々しい演奏内容そのものにある。」

Bill Evansのピアノは本当に美しい。
だけど、その本当の魅力は、
その根っこにある生々しい生的
なものにあると思う。

「静的なイメージの強いエヴァンスだが、
実は彼ほど強烈な表現欲求を持ったピアニスト
はいない。」
「彼一流の美意識が、内なるエモーションを
ダイレクトに出すことを潔しとしなかっただけだ」
(同著)とある。

マイルスが言っていた「静かな炎」を
Bill Evansから感じるから、20年以上も
このCDを聞き続けているのだろう。

六本木には、そのラーメン屋しか
ほとんど縁がなかったが、
このCDを聞くと、自分の
その頃のことを昨日のように
思い出す。

この美しいCDを聞くと
なんかね、昔のラーメン屋に
行っていたことを思い出すんですよ。
おしゃれというより、
仲間と話しながら
通り過ぎた夜の東京。

ところで、前著は高野雲さんの
ブログ
に詳しいが、入門版に最適
自分の好きなバド・パウエルの
曲が同封のCDで取り上げられ、
解説も充実。
Jazzの面白さが
いっぱいつまった
すごいおすすめの本です。



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