Crazy For dos and don'ts

音を楽しむことを。日々の無常を。心の遊びを。

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Joni Mitchell 1943年カナダ生まれ。

実際Joniを聞き始めたのは学生時代から
だが、その頃、高かった彼女の評価ほどには
自分はそれ程お気に入りではなかった。

なぜかと言うと、自分の当時好きだった
SoulやSteely Dan、80年代POPSとは
かけ離れた外装(初期の彼女はFolk Music
である)しか追えなかった自分には
Joniが何を言おうとして、
なんで、英米のミュージシャンに
これほど人気が
あるのか、わからなかった。

JoniへのTribute CDを見て
その影響の大きさを実感できるだろう。
Prince、ビョーク、Elvis Costello、
Annie Lennox(元ユーリズミックス)などなど。
WikipediaによるとMadonnaなんかすごく
影響
を受けたらしい。

今年の2月にGrammyでAlbum Of the Year
に輝いたハービー・ハンコックのアルバム
Joniについてのアルバムだからなぁ。

でも、10年ほど前に、
前エントリーのJanet Jacksonのアルバムで
Q-Tipが“Joni Mitchell never lies”ってRapしている
のを聞いて、かなり聞きまくった。
とは言っても5枚しか持っていないが。

その中で一番好きなのがこのCD。
“Blue” 1971年。
自分の持っている
JoniのCDの中でも
かなりPOPなもの。
でも、ピアノとアコースティックギター
をメインでレコーディングされて
おり、バンドサウンド的ではない。

のっけから
“All I Want”(T1)のギターフレイズ
が響く。この出だしがまず好き。

Blueとかいいながらかなり
明るい曲調。

“California”(T6)なんかは
かなりPOPな出だしで
以前にどっかのCMで
かかっていたように思う。

やっぱり自分の聞きどころ
は“River”(T8)と次の
“A Case of You”(T9)かな。

アルト、ソプラノの声で歌う。

“But it don’t snow here
It stays pretty green
I’m going to make a lot of money
Then I’m going to quit this crazy scene

I wish I had a river
I could skate away on“

「ここでは雪はふらない、
景色は緑のまま。
自分はお金をたくさんかせいで
くるったsceneからでていく。
riverがあったらいいいのに
スケートでどこかいけるような」
(輸入盤なので自分で未熟訳)

riverってlifeの隠喩であったりする。
でもこれは凍ってしまうriver。
Canadaのバンクーバーより
800キロほど内陸で生まれた
Joniにとっては、冬に凍ってしまう
riverが親しみやすいのか。
riverが凍るためには流れ
が急ではだめ。
ゆったりと流れていなくては。
それも広いもの。
そうじゃないとスケートで
どっか行けない。

都会のショービズの世界
に疲れたJoniが
そんなlifeだったらいいのに
と歌っているような。
どっか行けたらいいのに
と歌っているような。
切なさ、哀しみ、でも力強さ。

いいなぁ、この曲。

この曲でわかった。
彼女の詩の魅力が。
昔は詩をあまり聞いて
なかったからなぁ。

しかしriverってアメリカ人にとって
どんな意味があるのだろう。
lifeの隠喩以上のものがそこには
あると思う。

“river”といえば、
クリント・イーストウッド監督の
“Mystic River”なんか思いだす。
かなり暗い内容らしいけど。
まだ見てないが見るつもり。

あとTVでやってたけど
今年のサンダンス映画祭
のドラマ部門で“Frozen River”
って映画がグランプリとったらしい。
これも見てみたい。

でも自分はやっぱりriverと言うより
「川」。凍らない川。いつも流れている。
ひばりさんの歌じゃないけど
けっこう演歌的、歌謡的な「川」
かな。自分が思いえがくのは。

Princeがカバーした
“A Case Of You”(T9)
も好き。

アコギの出だしが好き。

昔の恋人に対する
思いを歌っていて
すごくいい。

“Oh I could drink a case of you, darling
Still I’d be on my feet”

いいアルバム。

As for me, I still can be on my feet by myself,but・・・
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Janet Jackson 
1997年作 “The Velvet Rope” 
日本ではあまりセールスはよくなかった
みたいなんだが、このアルバム好きなんす。

Janet Jacksonで持っているのが
このアルバムだけ。

“Rhythm Nation”も“All for you”もラジオで
聞いていて良かったけど、
このアルバムは好きで、
年に1回はごそごそ取り出しては
ずっと聞いてたりする。

特に好きなのが、一番のヒット
“Got'Til It's Gone”(T4)

Janetの曲の中では一番好き。
Joni Mitchellの“Big Yellow Taxi”を
サンプリングして元トライブ・コールド・クエストの
Q-TipがRapでFeatureされている。

“Don't it always seem to go,
that you don't know what you've
got till it's gone.“
「なくしてみなけりゃわからない、
持っていたものが
どんなに大事だったかは。」

これがその歌詞のライン。
持っていたもの、
持っていたと思っていたもの、
それが人の場合はなおさら、
なくなって、いなくなってみて、
本当にその価値がわかる。

大げさだけど生きていくって
そのことを確認するための
ものかもしれないなぁ、
とも思う。

自分も、なくしたものは
数限りなくあるような気がするけど、
しっかり生活を続けている。
これ以上なくしたくないんだけど
時があるからなぁ。
時だけじゃないんだけどね。

“Joni Mitchell never lies”

このアルバム。リズムが自分の
好きなリズム。
アメリカのR&Bの現在のリズムは
新しいリズムにずっと挑戦している
ところだと思う。Rihannaなんてその代表例。

自分はこのJanetのリズムが好き。
歌いかたのリズムが後ろノリ。
リズムも若干後ろノリ。
時々、前ノリになったりするけど
やっぱりイイ。
すごく乗れる。やっぱり
このBlackなノリが一番好き。

T4のあとにInterludeがある。
“Phone Speaker”で相手が
"Yo' coochie's gon' swell up and fall apart!"

この後“My Need”(T6)。

Bluesの名曲。“Hoochie Coochie Man”を思い出す。
すごくNastyな会話。

このNastyなInterludeに代表されるように
かなりヤバい内容のアルバム。

“The Velvet Rope”とは、ライブ会場とかで
Celebと客を区切るビロードの赤いロープ
があるじゃない。あれ。

Janetの“Velvet Rope”の中が
このアルバムの曲という
解釈もできる。

Interlude“Fasten your seatbelts”(T7)
の後が
“Go Deep”(T8)これからノリノリの展開に。
「朝までいっちゃおー」って曲。

“Free Xone”(T9)。シックの“Le Freak”ぽい。
“Let‘s get free!!!”が“Freak Out!!!”的に
聞こえる。アッパーなTune。
本当はJames Brownなどを
サンプリングした凝った曲。イイ。

その次の“Together Again”(T11)が好き。
ハウスで好きなのがこのパターン。
4つ打ちにソウルフレーバーあふれる
ボーカルで心地よいメロディ。

DJの藤原ヒロシも大好きとラジオで
言っていた曲。

T17にはロッド・スチュワートのカバー
“Tonight‘s the night”。この曲泣ける。
ジャネットらしくしっとりとWetに歌っている。

T19“Rope Burn”。
“Velvet Rope”にはこういう意味
もあるのね、って曲。

Interlude 6箇所を含む22Track。
すごくお買い得。

前に書いたように、
Rihannaなどに代表される
複雑でちょっと前ノリ的なアプローチが
全米のPOPチャートのノリかな。
このノリもけっこう好きなんだ。
やっぱりラジオでも聞いちゃうし。

でも自分には、この頃のJanetの
ノリが一番好きです。

日本ではあまり売れていないとか
いいながら、全世界で
700万コピーが売れている
モンスターアルバムなんだよね
このアルバム。

そういえばJanet
新レーベルに移籍して
新曲出したらしい。
さっき書いた新しいビートだ。
イケてる。

追記「新しいビート」と書きましたが、コメント欄で補足してます。 このページのトップへ


奥田民生最新作。
「Fantastic OT9」。

このアルバム、
もしかしたら奥田民生の
最高傑作ではなかろうか?

最初から最後まで
ずっと集中して聞いたが、
圧倒的な楽曲のライブ的完成度。
このアルバムの各曲が
全体で心をわしづかみにするような。

シングルで出たのは
最初のT1「イナビカリ」
とT13「無限の風」だけ。
こいつらと最後の曲T14を抜かして初めて
聞く曲ばかり。

最後の2曲T13T14と途中のT4「愛のボート」
を抜かして、全曲ベース小原礼
ドラムス湊雅史、キーボードに斉藤有太
で演奏されている。

ベース小原礼とドラムス湊雅史は
自分が好きな「COMP」で
「快楽ギター」を演っている。

やっぱりツェッペリンっぽいのが、
T9「ちばしって」(注)修正
T10「今から海を」。

ドラムスがジョン・ボーナムぽい
ライドシンバルにビートを
きかせてたたき
重たいスネアを聞かせるT9。
キーボードは80年代ぽいが。

T10はツェッペリン
“Houses of The Holy”の二曲目
”The Rain Song”の
はじまり部分を感じさせる
アコギのイントロがイイ。

まず、ギターのあばれまわる感じがイイなぁ。
ライブ的な発想で録音されたらしい。
ちとリズムがおくれたりする
ところがあったり、すごくおもしろい。
インプロ的にギターが長いところが
大好き。



このアルバム、やっぱり奥田民生は
歌詞の音(オン)に
こだわると感じさせる。
T6の「アドレナリン」なんかは
特にそう。
この曲、たぶんメロディ先だと
と思わせる。
メロディができていてサビの部分
に何をいれようと悩んで、
「ア~ドレナリン」。
それで全体の歌詞を決めていった
ような気がする。

実は、山崎まさよしのベストにも
「アドレナリン」って曲がある。
この曲の場合は、意味先から
できた曲なんじゃないかな?
「アドレナリン」入ると興奮するじゃないっすか。
こちらはAgitation曲。

以前 奥田民生はROCKに近い
と書いた。
それは、だらだらとDRYに歌って
いるというのもあるが、
音(オン)にこだわるということも
いえると思う。
日本語なんだけど歌詞の
音(オン)にこだわり、
歌を楽器のように使う。
彼の声は今は楽器なんだなと
思う。

この曲は言葉そのものに意味が
あるというよりは、曲全体から趣旨
を感じられると思う。
「ア~ドレナリン」だったら
「しちゃったんだから、しょうがないじゃん」
って感じかな。

もちろん、「無限の風」のように
奥田民生の気持ちが言葉
そのものにでている歌もあるが。


今は、日本語って言葉
としてまずいことになっているような
気がする。

今の若い子が悪いという
わけではない。

「日本語が本来の性能を発揮するには前提がある。
それは価値観や、常識といった情報が、
話し手と聞き手の間で共有されているという前提だ。」
(cf.「『関係の空気』『場の空気』 冷泉彰彦著)

言葉を投げかける
ことによって他者と突き放される
危険性が現代では特に
大きいような気がする。

言葉によって人間が規定
されてしまうのなら、いっそのこと
言葉そのものに直接、
あまり意味を持たせなければ。
もっとコミュニケーションはうまく
いく場合があるのではなかろうか
とも思う。

POLICEの“Do Do Do,De Da Da Da”
が頭に浮かぶ。80年代だけど。
“And when their eloquence escapes me
Their logic ties me up and rapes me”
「饒舌はひとをすくう。でも、
そのことばはひとをしばりつけ、おさえつけてしまう」
そんな感じ。(コメント欄で修正

このアルバムでも数曲の例外があるが、、、。



このアルバムの最後の曲。
T14「明日はどうだ」はイイ。
スティーブ・ジョーダンらとのコラボ
である。
もちろんスティーブ・ジョーダンは
日本語がわからない。
曲の打ち合わせはほとんど
音楽だけで行われたらしい。
ことばそのものがわからなくても
成立するコミュニケーション。

「明日はどうだ!!」
明日はマックラだ。
マックラだけど「ずんずん」
「ぐんぐん」進むんだー!!!
ピッチの高いスネアで
ぐんぐんおしてくる。
最後のシャウトがイケてる。
アルバムの最後を飾るのに
ふさわしい曲。

最高!!!

注)最近月刊カドカワ
奥田民生特集読んでたら、
亀田誠治×奥田民生の
全曲解説が「ゼッして」た。
(奥田民生の造語)
とにかくすごい解説で、
目からウロコ。

この本読んで、やっぱり
人によって感じ方違うなと
再確認。

今回のエントリーって、
ちょっと論理から論を進めて
しまっている感があって、
なんとなく、しっくりこない。
いつもはね、感覚→論理という
筋道でまずければ修正して
書いているつもりなんだけど。
途中の「日本語の閉塞感」
のところはね、奥田民生の
歌詞が自分でもよくわからない
ところが多いから、かなりの失敗。

それにもともと湊雅史さんのドラムって
ジョン・ボーナムだからね、
最初に決めつけて書いてしまった
からまずいことになった。

なんか、「これは違うんじゃない?」って
とこがあったらドシドシコメント
ください。けっこう見られている
みたいだから。


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